今回は消費税の中間申告と納税についてお話したいと思います。
中間申告とは前年の消費税の納付額に応じて年度途中に申告と納税をしなければならない
というものです。
前年の納付額に応じて、中間申告の回数が決められています。
具体的には、
前年(前事業年度)の消費税の確定申告書で「差引税額(9)」(国税の年税額)の欄が
48万円を超えているかで判断します。
直前の課税期間の確定消費税額 (国税の年税額) |
中間納付の回数 | 1年の合計の納付回数 |
48万円超~400万円以下 | 1回 | 2回 (中間1回・確定申告1回) |
400万円超~4800万円以下 | 3回 | 4回 (中間3回・確定申告1回) |
4800万円超 |
11回 | 12回 (中間11回・確定申告1回) |
中間申告の納付額の計算方法には2種類があり、予定申告方式と仮決算方式があります。
平成31年10月から消費税が8%から10%の引き上げで納付額が1.25倍に増加することと、
資金繰りに影響が大きいため、納付額と納付時期を把握して資金を確保しておくことが大切です!
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