今回は便利なITツールのLINEWORKSについてご紹介をしたいと思います。
LINEWORKSがどのようなものか簡単に言いますと、セキュリティを強化し企業向けにリリースされたLINEになり、普段お使いになっているLINEの仕様とほとんど変わりません。
そのため、「すぐに使いこなせるようになる」という強みがあるのではないかと思います。
また、LINEWORKSが働き方改革に繋がるとも言われています。
日本は今、後期高齢化が進み少子化問題で今後ますます労働人口が減少し、1人当たりの作業量が増加していくと予想されています。そんな時に役に立つ1つのツールとしてLINEWORKSが注目されており、作業の効率化を図れます。
☆トーク機能☆
通常のLINEとほとんど変わりがなく、普段からLINEに慣れ親しんでいる人にとっては使いやすい仕様となっています。
トーク画面上は、通常のLINEと同様に「誰が既読で、誰が未読なのか」を確認することができ、未読メンバーへの再通知機能もあり、急ぎで返事がほしい時などには非常に便利です。チャットの中にはグループウェアの機能もあり、組織、プロジェクト、チームなどのさまざまなメンバーで作ることができ、LINEWORKSひとつで、メールなどのコミュニケーションからファイル・動画の共有化、情報の共有化、PC画面の共有化が可能で、送信した写真などはトークルームにいるメンバー全員で見ることができます。スケジュールやノート機能も搭載されており、ほかの画面を確認しながら通話も出来るため機能性も十分です。
☆ホーム機能☆
ホーム機能にはチーム全体に対して情報共有する際に便利な掲示板があります。掲示板は組織やトピックごとに作成が可能なので必要に応じて使い分けができます。必読設定をすることができ、大事な連絡を確実に周知することが出来るので便利な機能になっています。
投稿された内容については閲覧・編集の権限設定、さらにはコメント通知なども自由に切り替えることができます。
☆カレンダー機能☆
基本的な機能はGoogle Calenderとあまり変わりがなく、予定からイベントの参加者に対して連絡を行うなどチャットやメールともスムーズに連携できます。
また、予定共有機能があるので、メンバー同士で予定を確認し合う必要がなくなります。そのため、カレンダー機能によってメンバー間の業務を効率化することができます。
会議やミーティングを行う際には、ミーティングに招待したいメンバーを選ぶと自動でメンバーが参加可能な空き時間の候補が表示されます。
また、日単位、3日単位、月単位とカレンダー表示を変えることができ、外出予定や出張、休暇予定など、チーム内のメンバーの予定も一覧で表示することができ、手軽にスケジュール管理ができます。定期的に行うミーティングがある場合は日時の設定を行うことで、メンバーへの通知も含めてスケジュールを効率的に管理できます。
☆メール機能☆
メール機能はベーシックプラン以上で利用することができます。ベーシックプラン(月額600円)の場合、1ユーザーあたり30GB、プレミアムプラン(月額1,200円)の場合、無制限で利用することができるので大容量のファイルや大量のメールも送受信が可能です。
LINE WORKSのメールでは、通常のLINEと同様に相手がメールを読んだかどうかが「既読」という形になって表示されます。早急に確認をお願いしたい場合や、連絡が行き届いているか確認したい時にとても便利な機能です。メールの内容をチャットに共有したり、予定をカレンダーに登録したり、Driveへファイルを保存したり、LINE WORKS内での連携もスムーズです。
また、送信してから24時間以内であればメールの送信を取り消すこともできるので、誤送信などによるトラブルも未然に防ぐことができます。
国際認証取得済みの強力なセキュリティとなっており、迷惑メールの自動分類、ウイルスファイルの送受信や添付の遮断、なりすましメールの検知などをツール側で行ってくれます。万全のセキュリティ対策がとられているというところも強みです。
☆アドレス帳☆
アドレス帳は、メンバーや組織情報を簡単に確認することができます。氏名やメールアドレスからだけでなく、内線番号や組織名などからも検索できるのでとてもつかいやすくなっています。メンバーを「重要」や「VIP」に設定したり、任意のメンバーでグループを作成・管理できる機能も備わっています。
チャットやメールだけでなく、アドレス帳で選んだ人と日程調整をするためにカレンダーとも連携が可能なのでスムーズにやり取りをすることが可能です。
☆Drive機能☆
Drive機能は、メンバーとファイルを保存、共有、確認をすることができます。
この機能はベーシック以上のプランで利用することが可能で、ベーシックプラン(月額600円)では1ユーザーごとに30GB、プレミアムプラン(月額1,200円)では1ユーザーごとに1TBという大容量のストレージになっています。
Driveに保存されたファイルやフォルダはリンクで手軽に共有することができ、パスワード認証や有効期限など、アクセス権限設定を行うことが出来るのでセキュリティ対策も万全です。また、ファイルのバージョン履歴が残るので復元が可能なのも安心して使えるポイントです。
☆まとめ☆
これから社内SNSだけではなく、オンラインストレージなどについても導入を検討している会社様にとっては価値があるサービスになっているのではないかと思います。
LINEWORKSと通常のLINEの違いは、LINEWORKSはビジネスシーンで使う仕様で、セキュリティ十分に強化されていてカレンダー機能やアドレス機能が充実しています。
セキュリティ面で少し補足させて頂きますと、「セキュリティ管理機能」が導入されています。
①盗難・紛失対策
LINEWORKSでは強制的に「パスコードの設定」が要求されます。また、設定したパスコードを数回連続してミスすると「強制ログアウト」となるなど、紛失してしまったとしてもパソコン・スマホを拾った誰かに勝手に利用されてしまう心配はありません。
また、管理画面上よりLINE WORKS内のデータの「遠隔消去」や「アクセスブロック」もすることができ、万が一、悪意ある誰かに盗難されたとしても、すぐにデータの消去やアクセスブロックが可能なため、情報漏洩を防ぐことができます。
②ウィルス感染対策
LINE WORKSにはウィルス・マルチウェア対策としてファイルの送信に対して形式・サイズなどを制限しています。これにより、パソコン・スマホ自体がウィルス感染し自動でファイルを送信したとしても情報漏洩するデータ量を抑えられます。
また、ウィルス検知も受信したメールやファイルを24時間365日監視してくれます。日々進化を遂げるウィルスソフトやマルウェアなどにも対応しています。
③インデント対策
パソコンやスマホを始め、インターネットを利用していると「インシデント(セキュリティの事故)」どんなにセキュリティ対策を施していても発生する恐れがあるため、常に対策しておく必要があります。LINE WORKSは管理画面上より「各アカウントの強制停止」や「監査ログの保管(10年分)」など、万が一情報漏洩が発生しても原因を遡って調べられます。
以上がLINEWORKSのご紹介になります。使い方次第で日々の業務をより効率化することが可能です。通常は有料プランしかないLINEWORKSですが、現在キャンペーンが開催されており、平成30年11月30日までに申し込み手続き完了をするとなんと、料金が永年無料でLINEWORKSを使用することができます。試しに申し込み手続きだけでもしてみるのも業務効率化の第一歩に変わるかもしれません。
https://line.worksmobile.com/jp/
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