ブログをご覧のみなさま、はじめまして!
田尻税務会計事務所のスタッフブログ初参戦の三村と申します。
普段は会計仕訳入力のお手伝いと、
社内ネットワーク管理・システム管理を行っています。
休みの日は
自宅のゆずの木にくっついているナミアゲハの幼虫をつついて
黄色いツノを出させて遊んでいます。
さて、会計事務所というとみなさまどんな印象をお持ちでしょうか。
私の印象では、
「会計事務所って、お金のプロが集まるスゴイ場所!」
といった感じです。
自分には縁のない場所だなぁ~と思っておりました。
私はもともと工業学校の出身で
経理や会計を仕事として選ぶ選択肢は全くありませんでした。
(それがなぜ今の職場に行き着いたかはさておき)
工業と経理、まったく別ジャンルの道ではありますが
いま振り返ってみると意外なところでつながっています。
1.キルヒホッフの法則
・電流回路である1点を取り出したとき、
流れ込む電流と流れ出る電流の量は等しい
という法則です。
うーん、どっかで聞いたことありますね。
・貸借対照表の左右それぞれの合計額は同じ
これです!なにか共通点を感じます!
2.ポアソン分布
監査法人・公認会計士が行う上場企業に対する内部監査では
「サンプルを25件とって、すべてが問題なしなら
その業務については全体的に適正に運用されていると判断できる」
という規準が利用されているそうです。
なぜ【25件】なのかという根拠に、ポアソン分布
(データ全体からいくつかサンプルをとって、
その中に何件かエラーがあった場合に
全体ではどれくらいのエラー率があるのか?)
という考え方が用いられています。
(もちろん検算やダブルチェックなどでミスを減らすことは当然ですが)
ポアソン分布による推定最大逸脱率の計算表(%)
一部引用
40件で1件だけのエラーならば、
25件ノーエラーと同じく
9%となっています。したがって、25%サンプルを取り、
全件が問題なければOK、1件問題が出たら、あと15件サンプルを増やして、
そこに問題がないことを確かめて、OKとするというのを判断基準にすればよいのです。~中略~
80~90%問題なければ大枠としては大丈夫という感覚を適用しても考えたいと思います。
ただし証憑の偽造が発見された場合などは、ミスではなく不正行為ですので
1件であってもその原因を追求しなければなりません。
引用終わり
出典:平成28年度改正対応 こうなる!国税スキャナ・スマホ撮影保存
佐久間裕幸[著] ぎょうせい
なるほどなるほど…
工業と会計がこんなところでつながっているとは思いませんでした。
スティーブ・ジョブズの言う通り、
あとで振り返って点のつながりに気づくのですね!
あ、ちなみに
このブログの冒頭に出てきたまるまる太った幼虫は
ある日突然いなくなりました。
サナギになって羽化したにしてはあまりにも突然すぎるので、
鳥か何かに食べられてしまったのでしょうか…残念です。
休日の楽しみが一つなくなってしまいました。
以上、三村でした=(ε:)
この【スタッフブログ】は、スタッフが交代で書いています!
・事務所を代表する意見ではありません。
・様々な条件により税務的な判断は変わります。
以上ご了承くださいませ。